この貴金属価格は、当社調べ業者間取引参考価格(税抜)であり、資産用地金の価格(店頭小売価格)とは異なりますこと、ご了承ください。
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最新の貴金属相場推移 (2024年8月)
プラチナ | 金 | 銀 | パラジウム | ロジウム | イリジウム | ルテニウム | |
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高値 | 4,767 | 11,875 | 141.30 | 4,775 | 25,700 | 22,750 | 1,800 |
安値 | 4,350 | 11,121 | 126.90 | 4,275 | 24,500 | 21,750 | 1,750 |
平均 | 4,521 | 11,621 | 136.41 | 4,599 | 24,911 | 22,089 | 1,771 |
■プラチナ
月間最高値となる4,767円でスタートした8月の円建てプラチナ相場は、日銀の追加利上げや米雇用統計の悪化等を背景とした世界的な株安で商品市場全般にも売りが波及し7日には月間最安値となる4,350円を付けた。その後は米利下げ期待や金相場の上昇を眺めて買い戻しの動きが広がり、16日には4,636円まで反発した。月後半は米景気減速懸念から上値の重い展開が続き、月末にかけて円高は一服したもののドル建て相場の下げ幅が大きく、4,433円で月を終えた。
■金
11,775円でスタートした8月の円建て金相場は、日銀の追加利上げを受けた日本株暴落や、雇用情勢の悪化等による米景気減速懸念を背景に世界的な株安の連鎖が生じ、損失補填の売りが膨らんだほか、円高進行も相俟って7日には月間最安値となる11,121円を付けた。売り一巡後は米利下げ期待を背景に買い戻しの動きが広がり、19日には月間最高値となる11,875円を付けた。その後は利益確定の売りに押され26日には11,631円まで下落したものの、月末は為替市場で円高が一服したことにより値を戻し11,742円で月を終えた。
■銀
月間最高値となる141.30円でスタートした8月の円建て銀相場は、金相場と同様に株価の急落が世界的に連鎖する中で急落し、7日には月間最安値となる126.90円を付けた。その後は米利下げ観測や金相場の上昇を眺めて買い優勢の展開が続き、28日には140.70円まで値を戻したが、月末にかけてはドル建て相場が軟調地合いとなったことから138.40円で月を終えた。
■パラジウム
4,670円でスタートした8月の円建てパラジウム相場は、米景気減速懸念を背景とした世界的な株安を受けて売りが膨らみ6日には月間最安値となる4,275円を付けた後、他の貴金属相場の反発に追随し16日には月間最安値となる4,775円に上昇した。買い一巡後は急激な上昇に対する反動から利益確定の売りに押され、上値の重い展開となったが、月末にかけては円高一服により円建て相場が押し上げられ、4,770円で月を終えた。