NEWS/RELEASE
田中貴金属工業、体外診断薬などの各種検査キット受託製造におけるトータルソリューション体制を確立
自動化設備導入による生産能力拡大で、製造コスト削減と納期短縮を実現
2026年2月5日
田中貴金属の産業用貴金属事業を展開する田中貴金属工業株式会社は、体外診断薬をはじめとする各種検査キットの受託製造事業において、全工程を一括で対応できるトータルソリューション体制を確立したことを発表します。
これまで田中貴金属では、主に、検査キットの開発・製造から抽出液のバルク製造までを担ってきましたが、この度、抽出液分注および梱包の生産ラインを整備し、開発から最終製品化までを一貫して社内で完結できる体制を整えました。これにより、外部委託や輸送にかかるコスト・時間を削減し、より短期間で高品質な製品を提供することが可能になりました。
また、2026年3月をめどに最新型の自動アッセンブリーラインおよび抽出液分注装置を追加で導入し、さらなる生産能力の拡大とリードタイム短縮を目指します。

<田中貴金属のトータルソリューション体制>
■一貫生産体制の強化による柔軟な対応
今回のトータルソリューション体制の確立により、検査キット開発・製造から、抽出液のバルク製造・分注、梱包まで、各工程を一貫して受託可能となりました。これにより、顧客の開発段階から量産までを継続的に支援できるほか、薬液分注のみといった個別工程の依頼にも対応可能です。
生産プロセスの自社内完結化により、安定供給と品質管理のより一層の強化を実現します。
■幅広い疾患領域における検査キットの開発実績と展開例
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症をはじめ、デングウイルスやジカウイルスなど、幅広い感染症に対応した体外診断薬を展開しています。これらの検査キットは、唾液・血液・尿など多様な検体に対応し、医療現場における迅速かつ正確な診断を支援しています。

<田中貴金属の検査対象疾患分野の展開例>
■技術基盤と今後の展望
田中貴金属工業では、2006年ごろより体外診断薬の研究開発を開始し、金(Au)コロイド粒子を中心とした技術を培ってきました。タンパク質固定化技術や非特異的吸着抑制技術、抗原抗体反応の増強技術など、イムノクロマト法を利用した試薬の高性能化を支える多様な技術を有しています。また、ISO13485認証のもと、これらの技術を活かした高品質な検査キットの受託製造を行っています。
今後は、このトータルソリューション体制を活かし、パートナー企業と協働しながら新しい診断薬の開発にも取り組み、社会課題の解決と医療現場の進化に貢献してまいります。
20260205_田中貴金属工業、体外診断薬などの各種検査キット受託製造におけるトータルソリューション体制を確立.pdf
免責事項:
当社が発行する書面に記載された明示の保証は、当社が製造する材料および製品に関する唯一かつ排他的な保証であり、当社またはその正規販売代理店からの最初の購入者にのみ適用され、譲渡や対象者の変更はできません。当社は、適用法で認められる限りにおいて、明示された保証以外のすべての保証(口頭あるいは商品性や特定目的への適合性に関する黙示の保証等を含む)についていかなる保証も行いません。
当社は、製品の販売、販売不能、使用または使用不能から直接的または間接的に生じうる逸失利益、機会損失等の派生的損害、および間接損害ならびに特別損害(予見可能性の有無は問いません。)について、一切の責任を負いません。また、当社、従業員、販売代理店、販売店、または代理人の口頭または書面による情報や助言によって、保証範囲を広げたり新たな保証を設けたりすることはありません。
なお、本免責事項は、適用される製造物責任法に基づき、契約またはその他の方法で当社が法的に免責されない責任を排除するものではありません。当社は、購入者の無断修理、改造、誤使用、過失または事故に起因して生じた損失について、一切の責任を負いません。本診断キットをご自身の健康状態や疾患を管理する唯一の指針として使用しないでください。症状が継続または悪化する場合、またはご自身の健康状態に不安な点がある場合は、必ずかかりつけの医療機関にご相談ください。