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新型コロナウィルスと戦う、5つのロボット

  • 技術
2020/7/23

ボストン・ダイナミクス

シンガポールの公園を訪れる人々に「ソーシャルディスタンス維持の義務」を思い出させるのは、ボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)が開発したイエロードッグだ。このロボット犬には多数のカメラとセンサーが搭載されていて、違反者を見つけると、あらかじめ録音された警告文を読み上げる。当局は市民に対し、これらは四足歩行のデータ収集デバイスではないと説明している。

スターシップ・テクノロジーズ

英国のミルトン・キーンズでは、お腹をすかせた住民たちに対して、料理や、スーパーマーケットでのちょっとした買い物を配送する、6輪ロボット部隊が最近増員された。この街は全体的に自転車道ネットワークが整備されているため、膝までの高さのロボットが最高時速6.4キロメートルで走行するにはぴったりだ。スターシップ・テクノロジーズ(Starship Technologies)は、コロナ禍の期間中、英国国民保険サービス(NHS)の職員に対して配送料を免除している。

UVDロボッツ

デンマーク製の紫外線殺菌ロボットが、中国の病院に導入されている。このマシンは強力な紫外線を発し、照射範囲に存在するあらゆる微生物のDNAやRNAを破壊する。紫外線の殺菌効果は良く知られているが、人の近くで使用するのは危険を伴う。このロボットは病院のレイアウトを学習し、医療スタッフが不在の時間に自動で殺菌作業をしてくれる。

ゾラ・ボッツ

国連は、ルワンダにおける新型コロナウイルスとの戦いを支援するため、ベルギーの企業ゾラ・ボッツ(Zora Bots)が開発した感染拡大対策ロボット5台を提供した。このロボットは患者の体温を測定し、マスクを装着していない人を見つけ、声や外見に異常がないかチェックする。また、感染者に薬やその他の必需品の配送もおこなう。

オムニラボ

日本では、カリフォルニア州に本社のあるオムニラボ(OhmniLabs)のロボット「newme(ニューミー)」が、自己隔離中の学生たちに代わって卒業式に出席した。タブレットコンピューターの頭部をもつ「テレプレゼンス」ロボットが、アカデミックガウンに身を包んで登壇し、学生本人がZoomコールをかけて、大学職員から学位記を受け取った。同様の卒業式は、学生が製作したロボットを使って、中国・南京でもおこなわれた。

 

この記事は、The GuardianのIan Tuckerが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。

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