この貴金属価格は、当社調べ業者間取引参考価格(税抜)であり、資産用地金の価格(店頭小売価格)とは異なりますこと、ご了承ください。
(資産用地金の価格は https://gold.tanaka.co.jp をご覧ください。)
本価格はあくまでも業者間取引における過去の参考価格であり、本価格での取引を保証するものではありません。
最新の貴金属相場推移 (2024年4月)
プラチナ | 金 | 銀 | パラジウム | ロジウム | イリジウム | ルテニウム | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
高値 | 4,887 | 11,870 | 144.50 | 5,455 | 26,500 | 24,250 | 1,900 |
安値 | 4,461 | 10,953 | 123.80 | 5,025 | 26,000 | 23,750 | 1,850 |
平均 | 4,689 | 11,512 | 136.60 | 5,194 | 26,310 | 23,929 | 1,888 |
■プラチナ
4,506円でスタートした4月の円建てプラチナ相場は、2日に月間最安値となる4,461円を付けると、その後中旬にかけてはドル建て価格の上昇に押し上げられる形となり月間最高値となる4,887円まで上昇した。月末にかけてはドル建て価格が軟調に転じたことを受けて、円建て価格も下落基調となることとなった、ただし同時に進行する日米金利差を意識した円安基調に相殺され、4575~4850ドル近辺での小高い水準での往来相場を形成し4832円で月を終えた。
■金
月間最安値となる10,953円でスタートした4月の円建て金相場は、騰勢を強めるドル建て金価格に押し上げられる形で11,000円台後半へと上昇した。17日には月間最高値となる11,870円を付けた。ただ、中旬以降はドル建て金価格が地政学的リスクの後退を受けて上昇のピッチがやや緩んだことで、円建て価格の上げ幅はやや鈍化したものの、月後半は円安が進行したことが円建て価格の上昇を後押しする形となり、その後、円相場に為替介入と思われる動きが入り円高が急速に進むと、11,749円にて月を終えた。
■銀
4月の円建て銀相場は月初から上昇するドル建て価格に押し上げられる形で、月間最安値となり123.80円でスタートすると、16日に月間最高値となる144.50円を付けるまでほぼ一本調子に上昇した。ただ、その後は中東情勢の緊張緩和に合わせる形で月初からの上げ幅を縮小していく展開となり137.40円で月を終えた。
■パラジウム
5,120円にてスタートした円建てパラジウム相場は他貴金属の上昇に同調してドル建て相場が堅調な地合いとなった事を受けて、上昇基調となり5,000円近辺から上放れると、その後も上昇を続け、10日には月間最高値となる5,455円を付けた。ただ、その後は月末にかけて軟化し、月初の水準へと値を戻していく展開となり5,065円で越月した。