この貴金属価格は、当社調べ業者間取引参考価格(税抜)であり、資産用地金の価格(店頭小売価格)とは異なりますこと、ご了承ください。
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本価格はあくまでも業者間取引における過去の参考価格であり、本価格での取引を保証するものではありません。
最新の貴金属相場推移 (2024年7月)
プラチナ | 金 | 銀 | パラジウム | ロジウム | イリジウム | ルテニウム | |
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高値 | 5,349 | 12,580 | 162.50 | 5,550 | 27,100 | 24,250 | 1,900 |
安値 | 4,706 | 11,695 | 139.10 | 4,610 | 25,500 | 23,250 | 1,800 |
平均 | 5,056 | 12,141 | 152.89 | 5,099 | 26,545 | 23,818 | 1,868 |
■プラチナ
7月の円建てプラチナ価格は5,207円でスタートしたのち、ドル建て相場がもみ合いとなり方向感の欠ける中で5,200~5,400円近辺でのもみ合う相場を形成することとなった。ドル建て相場が最高値を付けた8日には円建て価格も最高値となる5,349円を付けた。しかし、月中旬以降は米経済の減速懸念や先行き不透明感を嫌気する形で米株式市場が下落に転じると、プラチナ相場にも売りが散見されるようになっていくこととなった。時期を同じくして11日の日銀の為替介入以降、為替市場の流れが円高方向へと傾いたことも月末にかけての軟調地合いに拍車をかけることとなり、26日には月間最安値となる4,706円を付け越月した。
■金
12,034円でスタートした円建て金相場は、月初為替が円安水準にあり、ドル建て金価格が上昇基調を形成し、円建て相場も上昇基調となった。11日には米消費者物価指数が発表され物価下落が確認されると、機を同じくして日銀が為替介入を実施。為替市場が円高基調へと切り返していくこととなった。とはいえ、この時点でドル安も相応に進んだことでドル建て金価格が上昇。17日には月間最高値となる12,580円を付けた。その後も本邦政府の日銀に対する利上げ要求の報道などから円高の基調が継続すると、それまで上昇していたドル建て金相場の上昇も一服し、月末にかけては軟調な地合いを形成することとなった。為替市場で急激に進む円高の流れの中、25日には12,000円を割り込み、26日には月間最安値となる11,695円を付けた。その後、ドル建て価格の切り返しも見られたことから値を戻すと11,823円での越月となった。
■銀
7月の円建て銀相場は総じてドル建て銀相場の動きを踏襲する展開となった。151.80円でスタートすると、8日には月間最高値となる162.50円を付けるまで上昇。ただ、この後はドル建て相場の下落に下押しされる形となり16日には160円を割り込む水準まで下落した。月末にかけては円高の急速な進行と、ドル建て価格の下落という両面からの下げ要因が相場を下に押し下げることとなり、30日には139.10円を付ける水準まで売り込まれ、140.60円で月を終えた。
■パラジウム
7月の円建てパラジウム価格は5,285円でスタートしたのち4日に月間最高値となる5,550円を付けると、その後ももみ合う中でドル建て価格が軟調を呈したことで19日には5000円を割り込むと、その後も円高のあおりも受けて下げ幅を拡大し、月間最安値となる4610円を付けて越月した。