CLOSE

About Elements

美しい未来のために、
社会を支えるテクノロジーを

TANAKAは、「社会価値」を生む「ものづくり」を世界へと届ける「貴⾦属」のスペシャリスト。
そして、「Elements」は、わたしたちのビジネスや価値観に沿った「テクノロジー」や「サステナビリティ」といった
情報を中⼼に提供しているWEBメディアです。
急速にパラダイムシフトが起きる現代において、よりよい「社会」そして豊かな「地球」の未来へと繋がるヒントを発信していきます。

Elements

美しい未来のために、
社会を支える技術情報発信メディア

検索ボタン 検索ボタン

E-waste(電子廃棄物)リサイクルがデータセキュリティと環境保護に不可欠な理由

この記事をシェアする

E-waste(電子廃棄物)を安全に処分することは、大小を問わずあらゆるビジネスにとって極めて重要だ。電子廃棄物には機密データが含まれており、盗難や悪用を防止しなくてはならない。何の安全策も講じずに電子機器を廃棄すれば、個人情報が盗まれたり、電子機器を使用していた組織がハッカーなどによる攻撃の標的になったりするおそれがある。

言うまでもないことだが、大量のE-wasteがもたらす環境への影響も、憂慮すべき問題だ。2021年の1年間だけでも、推定で5700万トンを超える電子機器が廃棄された。肝心なのは、データを守る上でも、未来の世代を見据えて地球環境保護対策を講じる上でも、信頼の置けるE-wasteのリサイクル企業を見つけることだ。その際に、大きくものを言うのが実績であり、米コネチカット州ロッキーヒルのイースト・コースト・エレクトロニクス・リサイクリング(ECER Inc.)のような、20年以上の歴史を誇るリサイクル企業を利用するのが賢明であり確実だ。

E-wasteリサイクルの重要性

企業にとっては、安全な方法でデータを破壊して素材を適切にリサイクルすることを保証する、信頼性の高い電子機器リサイクル業者を見つけることが必要不可欠だ。ECER Inc.のような、豊富な実績を誇るE-wasteリサイクル企業は、自らに委ねられた責任を非常に重く受け止めている。同社は電子機器の廃棄前に、そこに含まれている機密情報をひとつ残らず完全消去する処分技術を採用している。例えば、米国防総省の基準を満たしたデータ消去技術を使って、ハードウェアやストレージ媒体を物理的に破壊しているほか、連邦法や州法に準拠した破壊証明書を発行している。

企業側は、顧客データはもちろん環境保護のためにも、実績と信用を兼ね備えたE-wasteリサイクル業者を選ぶべきだ。リサイクル企業の有効性を見極めるためにはそれに加えて、情報セキュリティに関して政府の認定を受けたり公的資格をとったりしているか、責任をもってリサイクル業務にあたっているかどうかを確認することが必要となる。

E-wasteリサイクルによって得られるメリット

E-wasteを確実にリサイクルすることにより、データ保護以外にも多くのメリットが得られる。埋め立てられるE-wasteの削減や、天然資源の保護、温室効果ガス排出量の削減も見込める。さらにリサイクル業界の雇用創出につながり、循環型経済を支えて、貴重な資源の無駄遣いを減らすことにもつながっていく。

データセキュリティと環境保護のために、信頼できる企業を選ぶ

E-wasteのリサイクル(ならびに、信頼できるリサイクル企業が発行する「リサイクル証明書」)は、企業がデータ保護、法令の順守、環境保護に真剣に取り組んでいることを証明する上で不可欠だ。ECER Inc.などの信頼性の高い電子機器リサイクル企業は、E-wasteに含まれたデータを安全に破壊できるサービスを提供するべく尽力している。顧客の機密情報を保護することがいかに重要であるかを理解しており、すべてのハードディスクと記憶媒体、デバイスに含まれているデータを適切に消去したり、それらを物理的に破壊したりして、機密情報を確実に守るよう努めている。また、法令を順守し、責任をもって業務にあたっていることを示す破壊証明書も発行している。

確実なリサイクルプロセスで自社のデータを保護する

E-wasteリサイクル企業の採択に時間をかけることで、各企業は、自社の機密情報を確実に保護できると同時に、環境へのインパクトも削減できるようになる。ECER Inc.などのリサイクル企業は、自らが取り組む事業には大きな責任が伴うことを自覚している。だからこそ、業界標準を上回るサービス提供を目指して、あらゆるハードディスク、記憶媒体、メモリデバイスのデータを確実に消去または破壊し、個人情報を確実に保護できるよう努めているのだ。

E-wasteの回収イベントを企画する

企業として責任あるE-wasteのリサイクルを推進し、有害な素材で環境汚染が発生しないようにするには、E-wasteの回収イベントを開催するのもいい考えだ。自治体や学校、企業、非営利団体などと協力し、地元コミュニティーでE-wasteの回収活動を実施してみてはいかがだろうか。こうしたイベントは、コミュニティーのメンバーがE-wasteを安全に処分する良い機会になる上、リサイクルによってデータや環境がどのように保護されるのかを学ぶ場にもなる。

以上のような取り組みを行うことで、大小問わずどのようなビジネスでも、環境に配慮しながら、重要な顧客データを守ることが可能となるだろう。

この記事は、TechBullionのAngela Scott-Briggsが執筆し、Industry Dive Content Marketplaceを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comまでお願いいたします。