この貴金属価格は、当社調べ業者間取引参考価格(税抜)であり、資産用地金の価格(店頭小売価格)とは異なりますこと、ご了承ください。
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最新の貴金属相場推移 (2025年11月)
| プラチナ | 金 | 銀 | パラジウム | ロジウム | イリジウム | ルテニウム | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 高値 | 8,202 | 20,945 | 270.70 | 7,475 | 43,500 | 22,750 | 4,600 |
| 安値 | 7,669 | 19,497 | 235.40 | 6,960 | 42,000 | 22,250 | 4,500 |
| 平均 | 7,884 | 20,399 | 254.79 | 7,179 | 42,878 | 22,386 | 4,531 |
■プラチナ
7,913円でスタートした11月の円建てプラチナ相場は、前月の上昇から売りが先行し5日に月間最安値となる7,669円を付けた。他貴金属同様中旬にかけて上昇したものの、1,600ドルの水準を意識した売りと米株式の軟調から反落し、以降は方向感の出にくい推移となった。月末には金相場に対する出遅れ感に加えて中国先物市場での取り扱い開始が材料視されて値を上げ、月間最高値となる8,202円で月を終えた。

■金
19,859円でスタートした11月の円建て金相場は、前月末の上昇を受けて売られ、5日には月間最安値となる19,497円を付けた。その後は米経済指標の結果からFOMCでの利下げ観測が高まったことを背景に上昇し、円建て価格は21,000円の水準に接近した。利益確定から売り込まれる展開も見られたが、月後半にかけては利下げ期待に伴うドル安から買い戻され、月末は月間最高値となる2,0945円で月を終えた。

■銀
240.70円でスタートした11月の円建て銀相場は、金相場の下落に連れ安となり5日に月間最安値となる235.40円を付けた。金相場同様、月半ばの上昇局面では270円台まで値を上げたが、売り一巡後は金に対する割安感から投機的な買いを集める展開となり、月末は月間最高値270.70円で月を終えた。

■パラジウム
7,305円でスタートした円建てパラジウム相場は、前月末の上昇に対して売りが集中し7日には月間最安値となる6,960円を付けた。月半ばにかけては、ウクライナ情勢を巡る不透明感から上昇し13日には月間最高値となる7,475円を付けた。売買一巡後も月末にかけては他貴金属相場に追随する形で回復し、7,345円で月を終えた。
