この貴金属価格は、当社調べ業者間取引参考価格(税抜)であり、資産用地金の価格(店頭小売価格)とは異なりますこと、ご了承ください。
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最新の貴金属相場推移 (2025年4月)
プラチナ | 金 | 銀 | パラジウム | ロジウム | イリジウム | ルテニウム | |
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高値 | 4,859 | 15,561 | 165.60 | 4,875 | 30,500 | 21,000 | 3,050 |
安値 | 4,270 | 13,966 | 135.20 | 4,280 | 27,500 | 19,500 | 2,850 |
平均 | 4,534 | 14,939 | 151.00 | 4,507 | 28,252 | 20,031 | 2,940 |
■プラチナ
月間最高値となる4,859円でスタートした4月の円建てプラチナ相場は、米相互関税発表に伴う世界的な株安を背景に売りが先行し、7日には月間最安値となる4,270円まで下落した。売りが一服すると金相場の上昇を眺めて買い戻しの動きが広がり、月下旬には4,600円近辺まで反発したが、月末はやや軟化し4,562円で月を終えた。

■金
15,057円でスタートした4月の円建て金相場は、米相互関税発表後の世界同時株安を受けて換金売りが膨らみ、9日には月間最安値となる13,966円を付けた。売り一巡後は関税政策をめぐる米国への不信感から安全資産としての買いが活発化、トランプ米大統領がパウエルFRB議長解任を検討との報道が伝わったことも相場を押し上げ、22日には月間最高値となる15,561円を付けた。その後はトランプ米大統領がFRB議長解任を否定したほか、米中貿易摩擦の緩和期待から売り優勢の展開となり15,198円で月を終えた。

■銀
月間最高値となる165.60円でスタートした4月の円建て銀相場は、米相互関税発表後の世界的な株安の連鎖が続く中で金相場の下落に追随し、7日には月間最安となる135.20円に下落した。その後は金相場の上昇を好感した買いが入り、月下旬には156.30円まで値を戻したが、月末にかけては上値が重くなり152.20円で月を終えた。

■パラジウム
月間最高値となる4,875円でスタートした4月の円建てパラジウム相場は、米相互関税発表後の世界的な株安を嫌気して、7日には月間最安値となる4,280円を付けた。売り一巡後は値ごろ感から買いが入り4,600円台まで値を戻したが、月後半は手掛かり材料に乏しく軟調地合いとなり、4,450円で月を終えた。
