この貴金属価格は、当社調べ業者間取引参考価格(税抜)であり、資産用地金の価格(店頭小売価格)とは異なりますこと、ご了承ください。
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最新の貴金属相場推移 (2025年5月)
プラチナ | 金 | 銀 | パラジウム | ロジウム | イリジウム | ルテニウム | |
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高値 | 5,095 | 15,651 | 157.00 | 4,860 | 28,700 | 19,500 | 2,900 |
安値 | 4,528 | 14,991 | 150.60 | 4,480 | 27,000 | 19,000 | 2,800 |
平均 | 4,823 | 15,285 | 154.13 | 4,693 | 28,080 | 19,288 | 2,833 |
■プラチナ
月間最安値の4,528円でスタートした5月の円建てプラチナ相場は、金相場の上昇に追随して買いが先行し、月半ばにかけて堅調に推移。その後、ドル建て相場が1,000ドルの節目を上回り、投機筋の買いが加速したことで29日には月間最高値となる5,095円を付けた。月末は利益確定の売りに上値を抑えられ、5,055円で月を終えた。

■金
月間最安値の14,991円でスタートした5月の円建て金相場は、インド・パキスタンの軍事衝突を背景に安全資産としての買いが入り、8日には月間最高値の15,651円を付けた。その後は米中貿易交渉進展への期待感から売りが優勢となり、月初からの上げ幅を失う格好となった。月半ば以降は米国債の格下げに加え、トランプ米大統領の発言をきっかけに関税政策への懸念が再燃し、ドル安が進んだことで金相場は買い戻しの動きが広がり、15,324円で月を終えた。

■銀
月間最安値の150.60円でスタートした5月の円建て銀相場は、手掛かり材料に乏しくドル建て相場が小動きとなる中、月半ばにかけて為替が円安方向に振れたことで14日には月間最高値となる157.00円を付けた。その後は金相場の動向を眺めて売り買いが交錯し、155.00円で月を終えた。

■パラジウム
月間最安値の4,480円でスタートした5月の円建てパラジウム相場は、他の貴金属相場の上昇に伴い序盤から堅調に推移。その後もプラチナ相場の急伸を背景に投機筋の買いが入り、22日には月間最高値の4,860円を付けた。買い一巡後は上値が重くなり、4,665円で月を終えた。
